すすきので飲食店の新規開業をお考えの方は必見!飲食店を運営する上で重要な【FLR比率】とは!?
みなさん、こんにちわ。
すすきので飲食店の新規開業を徹底サポートする店舗マネージメントの奥野です。
今日は飲食店を運営する上で重要な【FLR比率】についてお話させて頂きます。
飲食業は利益率が低く「高開業かつ高廃業」と言われております。
非常に入れ替わりの激しい業界です。
飲食店経営の難しさ
飲食店の閉店率は1年目で約3割。2年目で約5割が閉店し、3年目では7割にも達します。
10年以上続けられるお店は1割しかありません。
どれだけ美味しいお料理を作ることが出来ても、どれだけ沢山のお客様が来ても
利益を出し続ける工夫をすることが出来なければ長く続けていくことは非常に難しい業界です。
そのために、今回ご紹介するFLR比率をしっかり活用されることをオススメします。
そももそ【FLR】とは!?
F=food(原価、材料費)
L=labor(人件費)
R=rent(家賃)
飲食店を運営していく為のコストのことです。
売上のFLR比率
F…30%以内
L…20%以内(賞与やボーナスも含む)
R…20%以内(管理費等も含む)
合計70%以内に収まるようにコントロールしていきましょう。
例:1か月のFコストが80万円、Lコストが50万円、Rコストが50万円の場合
FLRコストは180万円です。
260万円の売上を出すことが出来れば、FLR比率が69%となります。
このFLR比率を活用することで
利益を出すための売上目標を立てたり
材料費、人件費の見直しなどコストカットできるポイントが見えてきます。
また、家賃は後々コントロールすることが難しいため物件を選ぶ際にも予め計画を立てることを
お勧め致します。
まとめ
当然この「FLRコスト」以外にも水道光熱費など諸費用が掛かります。
この費用を10%~20%の範囲で抑えることが出来れば、営業利益を10%~20%出すことが出来ます。
なお、高級店の場合などは材料費や人件費がもっと高くなり上記の数字が当てはまらない場合もありますので
数字はあくまで目安として覚えていただき自社の適正なFLR比率を見つけてみてください。