2022年のすすきの飲食店の開業件数と動向。コロナ禍のすすきのを弊社の視点でまとめてみました。
すすきの貸店舗専門不動産会社の店舗マネージメントの奥野です。
まだまだ終息の気配がないコロナ禍の中で、2022年はたくさんのお問合せを頂きました。
弊社をご利用いただきましたお客様、取引業者様には深く感謝を申し上げます。
今年も皆様のお役に立てるよう、スタッフ一同精進してまいります。
さて、1月と言う事で昨年のすすきの飲食店の動向を弊社の視点でまとめてみました。
2022年のすすきの飲食店の営業許可を申請した件数
弊社の商圏であるすすきの(南3条~南7条、西1丁目~西6丁目)で
2022年の新たに営業許可を取得した飲食店は約600件となります。
こちらのデータは札幌市の保健所のデータより算出しております。
弊社では毎月データを取得しており、年間件数は例年と比べると若干多い件数となります。
こちらは補助金や助成金が追い風となった事が出店増加に影響を与えたものと思います。
よく聞かれるのが、コロナで店舗がたくさん空いている。物件が余っている。
そういうお話を聞きますが、実際は出店件数自体は増えております。
需要のあった物件
その中で圧倒的に、お問い合わせの多い条件としては
15坪前後、居抜き、バーやスナック・飲食店となっております。
いわゆる中型店舗(30坪以上)や大型店舗(50坪以上)の物件はほとんどお問い合わせや動きが無い状態でした。
コロナの中で今後のリスク対策として、固定費を抑え小規模店舗に需要が集中した結果となります。
今現在のすすきのの動向
このように小規模店舗の物件のご成約が多く、どこのビルも小規模物件の空きが少ない状態となっております。
大型店舗の空きは比較的多く、ビルとしては区画割を行うなどの対策を取っております。
全体でみても入居率の高いビルが多い状況となっております。
今後のすすきのの動向
比較的ビルの入居率が良いところが多く、若干貸し手市場の傾向を感じます。
ビルによっては賃料の値上げ検討しているビルも御座います。
ただ毎年12月の営業を終えてからの退店予告が多いのですが
今年は弊社で予想していた件数よりも少なく、営業を継続される店舗が多いと感じております。
まとめ
2022年はコロナの影響もありましたが、後半はだいぶ活気が感じられ
今年に入っても出店のお問い合わせを多く頂いております。
是非出店希望の方は弊社にご相談下さい!
市場動向を熟知したスタッフが、最適な物件のご提案をさせて頂きます!