すすきの貸店舗専門不動産会社、店舗マネージメントの木村です。

最近とても増えている、美容系のテナントのお問い合わせ。

美容系と言えば、美容室、エステ、脱毛サロン、ネイル、マツエク等多々御座います。

すすきのだと独特なセットサロンも御座います。

今回は美容系のテナントを借りる際の注意事項をまとめてみます。

すすきの・大通りエリアの特徴

すすきのエリアの特徴としては、ご存知の通り圧倒的に飲食店・スナック・バーが多く

比率でいくと美容系のテナントは圧倒的に少ないです。

また日中は営業していないお店がほとんどなので、ビルの共用部の電気は消えている所も多く

日中に稼働する美容系には不向きと言えるでしょう。

その中でも、ホステスさんをターゲットにしたセットサロンなどは需要が多く出店も御座います。

また大通りエリアは物販や事務所が多く美容系も多数御座います。

美容系の人気が高いのは、やはり大通りエリアとなります。

美容系のテナントの注意事項

美容系のテナントを借りる際の注意事項がいくつか御座いますので記載していきます。

借りた後で思わぬ出費や、工事が不可とならいないようしっかり事前に確認しましょう。

水廻り設備の確認

美容系で多いのは水廻りの設備が引き込めるかどうかの確認が必要となります。

事務所で貸す想定のテナントが多く、水廻りが引き込めない可能性も御座います。

美容室は特に水廻りは必須となりますので、必ず確認しましょう。

共用部分からの引き込が可能となっても、工事費用は原則借主さんの負担となります。

電気容量の確認

こちらもとても大事です。美容室のドライヤーや脱毛器等は多くの電気容量が必要となります。

ビルの構造上、電気容量に上限が御座います。

借りた後で電気容量が足りない事がないよう事前にしっかり確認しましょう。

オフィスビルだと１区画当たりの電気容量には制限が御座います。

容量を上げる事ができないとそもそも業態が成り立ちません。

ガス管が通っているか

給湯器や暖房等で使用するガス。

給湯器もガスや電気と種類は御座いますが、客数の多い美容室等は電気温水器だと足りない可能性があります。

こちらもしっかりと確認しておきましょう。

保健所の許可

一部の美容系では保健所の許可も必要となります。

壁の材質や種類や、従業員の手を洗う場所、お客様の手を洗う場所など

細かな検査項目が御座います。

こちらも事前に確認をしないと、いざ工事が完了して検査を受けても営業許可が下りない可能性もございます。

まとめ

基本的にオフィスや物販などを想定したビルが多く、水道、電気、ガス等の設備が十分に完備されている

テナントは意外と少なく事前に確認が必要となります。

また業態も事前に確認しましょう。オフィス限定や物販限定も多数御座います。

すすきの大通りエリアで美容室、エステ、サロン等をお探しの方は是非弊社にご相談ください。