すすきので店舗を借りる際に知っておきたい。実行面積と契約面積の違いとは!?工事費や席数等に影響するので事前に必ず確認しましょう。
2023年5月30日
すすきの貸店舗専門不動産会社、店舗マネージメントの奥野と申します。
すすきのでテナントを契約をする際に必ず確認して頂きたい
【実行面積】と【契約面積】について記載していきます。
実行面積と契約面積は違う!?
すすきの特有と言う話もありますが、実は実行面積と契約面積は違います。
必ずしも【実行面積=契約面積】とはなりません。
契約面積とは
契約面積とは、いわゆる不動産の物件広告で〇〇坪と記載されている数字となります。
広告等を見て、希望の坪数を実際に内覧してみると
思ったより狭いな…と言う経験のある方も少なくないと思います。
実行面積とは
実行面積とは、いわゆる実際に使用できる面積となります。
なぜ違いが生じるのか
なぜ実行面積と契約面積に違いが生じるのかと言うと
実行面積に対して、共用部分、エレベーターや廊下などを按分し振り分けを行い
契約面積を算出しております。
どれくらい違うのか
ビルの構造や所有者さんの考え方が違う為、算出の方法も変わってきます。
実行面積と契約面積がほぼ変わらないと言う物件もあれば、大きく変わる物件も御座います。
平均ではだいたい契約面積は実行面積の約1.3倍となります。
小さな坪数では、大きく差は感じませんが、大きな坪数だと賃料等の負担が大きく変わります。
契約面積が10坪だと実行面積は7.76坪となります。
契約面積が50坪だと実行面積が38.47坪となります。約11.5坪の差が生じます。
テナントの賃料は、坪単価で計算される事が多いので月々の賃料にも大きな影響を与えます。
まとめ
契約書や募集条件に契約面積と実行面積を記載しているビルもあれば、記載のないビルも御座います。
契約面積で席数などを計算せず、必ず現況を確認しましょう!
ご契約の際はご注意を!!!!